部活が嫌になった時 本人の考え方、親に出来ること

二児を子育て中のすみれです。

中学高校と、学内で一番ハードな部活をしてきた筆者ですが、

ずっとやる気にあふれていたかというと、時には逃げ出したくなること、

いやになって、休んでいたことはありました。

なので、熱心に部活をしている人の気持ちも、辞めたくなる人の気持ちも

わかります。

子育て情報ブログという特性から、親目線で書きますが、

現役の部活に悩む学生さんにも役立つ内容も載せてみました。

部活は順調な時は、学校も楽しくなったり、

いい影響もありますが、

部活に行きたくないから、学校にも行きたくない・・

そうなってしまうお子さんもいらっしゃるかもしれません。

そういう時に、親としては、どういった関わりをしていくと良いのか、

または好きにさせたらいいのか・・

悩みますよね。

二児子育て中のすみれが、自身の部活経験も踏まえ、調べたことを書いてみます。

部活に行きたくない子ども 学校も嫌になる時

悩みの内容は部活そのものなのか、人間関係なのか、

よくわからないということもあったり・・色々かと思います。

仲間との関係であれば、この時期の関係は、日によって変わるので、

対応方法を考えるとすんなりいく場合もあります。

人間関係で悩むのはよくあるのが、どちらが優れているかという、

優劣をつけたがる人との付き合いかもしれません。

または、気分のむらがあり、いうこともコロコロ変わる人との付き合いかもしれません。

二つ目は、その部活の活動自体に魅力を感じなくなった場合。

複数の理由がある方もいるかもしれません。

上に立とうと思わなくていい。その技術をどう伸ばしていくか、

自分との闘いだなぁと思います。

それに気づくことが出来ることは、部活の良さかなと思います。

嫌になった時の対処方法

・部活をやりながらも、他に夢中になれることを見つけるという方法があります。

人と人との関係って自分が不安定な時があるように、みんなそれぞれも、

上手くいく時といかない時があるんですよね。

すごくやる気のあるように見えるメンバーももしかしたら、

モチベーションを維持することが難しく悩んでいるかもしれません。

そう思うと、自分だけじゃない、と気が楽になるかもしれません。

・時間が解決することもあるというのも、加えておきます。

部活が嫌になった時のリフレッシュ方法

・ゆっくり考える時間が欲しい時は少し早退するのもいいと思います。

・早退することで、他の部活の様子が見えたり、

いつもと違う行動をすると、違う世界が見えるので、

客観的に自分の状況を見ることが出来るかもしれません。

・部活に出ない場合、行き帰りの電車の時間が変わるので

違う景色、違う人に出会ったり、見かけたりしますし、それもとてもリフレッシュになると思います。

あとは

・勉強を頑張ってみる。

・自分の頭の中での大切なこと、やらなくてはいけないことリストの配分を

部活から勉強に少しシフトしてみる。

☆結論としては、無理しないこと。

部活をしなくても、大人にはなれるし、つらいのであれば、無理をしないことが一番。

色々つらいのであれば、基本的な体調が優れず、

睡眠がとれていないことが考えられるかもしれません。

冷静に考えられるように、まず体調を整えましょう★

・辞めるかどうか決めていないから、休み時の理由に悩む。

そういう時は嘘も方便だと思います。

(おなかが痛いでもいいし。頭痛がするでもいい。目が痛いとかね。

様子を見ていたら、良くなりましたとか、それでいいと思います。)

理由を作って、休憩させることが出来るようになることは、

大人になってからも必要だと思います。

つらい時の対処方法を学ぶのも、学生の時の経験で大切だと思います。

上記の方法から、

体を休めることで、また頑張ろうと思えることもあるし、

それでも辛かったら、その選択はどんな選択をしても、正解はないので

自分が納得のいく理由を後付けでも、考えておきましょう。

視野も広がって結果的に自分の納得のいく結論を出すことにつながると思います。

部活 辞めたら後悔するのか

部活を辞めると後悔するかもしれないから続ける・・

そう考えている場合は要注意です。

マイナスなことを避けるための選択は往々にしていい方向にはいきません。

筆者自身は、辞めたくなって休んだことがありました。

理由は、理不尽な上下関係でスポーツの面以外で、嫌がらせのようなことがあったから。

なんとしても、そのまま受け入れるのは自分がつぶれそうで、嫌だったから。

その時は、理由まで顧問の先生に言いました。

そして、部活のない一週間を過ごしてみました。

そこで見えてきたのは、行き帰りもともに過ごしていた部活の友人と一緒に語れる時間が

貴重だったということに気づけたから。

また、いつもは厳しさしか与えて来ない、顧問の先生が

『自分で決めなさい。でもね、時間が経つにつれて、部内は

あなたがいない状況に慣れてしまうよ。だから、それは、考えた上で決断した方がいい。』

そうアドバイスをもらい、じっくり考えているうちに、気づいたことがありました。

楽しくやればいいじゃん!てこと。

誰よりも頑張っていないと自分じゃないとか、考えてた時がありました。(笑)

今は全くそういう考えはありませんけれど。

嫌になる時というのは、

これまで頑張りすぎていたことがあるかもしれないと気づきました。

手を抜いてでも、肩の力も抜いてでも

この仲間とは離れたくない、そう思ったのです。

だから筆者の場合は先述のケースとは反対に

『これがしたい(仲間と頑張る経験がしたい)から、部活を続ける』ということを、

見つけたので続けました。

結果的に、上達もしていきました。

頑張りすぎてない?部活以外も見てみると、頑張れる

先の項目でいくつか気持ちの切り替え方を挙げましたが、

筆者の場合、英語コンテストに参加するという、イベントを活用して、

他の活動をすることで息抜きをしていました。

部活は学内の活動の一つに過ぎないんですよね。

・極めるもよし。

・他との両立をした方がうまくいく場合もある。

そういうことが選べる状況だといいのですが、

辞める選択時間を、時間を減らしてみる、我慢する

それぞれ方法を選ぶのは本人です。

見学するのだっていい。

その場にいることで、見えてくるものがあるかもしれません。

部活を辞めたい子ども 親が出来ること

部活を辞めたいといった時、自分が中学の頃

親が言ったことは

『辞めてもいいんだよ。だって、そんなのおかしいじゃない、一緒に過ごしていて楽しいの?

部活以外にも、やることはいっぱいあるよ』

そう、言われました。

その時に、心の中に浮かんできたのが

部活ではこんなことが出来るようになる。こんなにいいことがある。

辞めたっていいんじゃない?と言われたからこそ、自分には選択権があると気づき、

客観的に見ると良い面が見えてきたのです。

結論としては部活を辞めたい我が子には

・無理強いしない。

・選択肢を一緒に考える。

・前向きな理由を考えられるように、寄り添う。

・自分の部活に関するもの、または関連のない本を読む。

・親の経験を話す

・他のことをするサポートもできると伝える

そうすることで本人が自分のしたいことが見えてきて、

今の状況でできる、自分の楽しいこと・・が、

部活で叶えられているかも!ということに気が付くかもしれないし、

他の夢が見えてくるかもしれない。

でも、部活経験者として思うことは・・

学生時代の部活は、わりあいリーズナブルに施設を使用できて、

仲間もそこにいるけれど、

大人になるとそれはお金を出しても叶わないということ。

これは

筆者すみれの高校の部活の顧問であり、

高校教員だった

【結果を出させるのが得意な文部科学大臣〇〇賞まで受賞している高校の吹奏楽部の顧問の先生】が

話していたことです。

環境というのは見方を変える、立場を変えてみることでいかようにも

変わるものです。

そして一番でなくてもいい。

友だちを応援するのも経験としてとても良いものというのは

伝えると良いと思います。

でも、一番になれたり、選抜メンバーになれると嬉しいのは事実ですね。

考え方はひとつじゃない、というのも

その時々で力を発揮していく為に役立つ考え方かもしれません。

部活でも他の活動でも 共通する 大切なこと

部活をずっと続けてきた筆者ですが、看護短大時代に所属していた近隣大学の音楽サークルは

学業との両立が困難となり

正当な理由だと自分を納得させられるものがあれば、

後悔はしませんでした。

お子さんが迷っていたら、こういったことに配慮して、関わると良いと思います。

まとめ

部活を辞めたいという学生さんご本人や、その親御さん向けに、

筆者すみれの中高での部活の体験談を踏まえ、

仲間との関係、部活の活動自体への不満などからくる気持ちの実際。

辞めたくなった時の対処方法、辞める前にしておくこと、

親としては、どういった関わりをしていくと良いのか

部活だけではなく色んな世界があるということや、

部活だからこそ経験できる事であるという話を書きました。

どちらを選択するにせよ、読者の方の悩んでいる気持ちが

少し、スッキリするきっかけになりましたら、幸いです。

子育て中の方に役立つ様々な情報を、執筆しておりますので、

ぜひ、他のページもご覧になってみてください。

中学ではバレーボール部主将、高校では吹奏楽部でトランペットを担当していた

現在は二児子育て中のすみれが書きました☆

ありがとうございます☆

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