子どもの偏食 うんざり 

ご覧いただき、ありがとうございます。

小学生と幼児子育て中のすみれです。

毎日の献立、考えるのって労力を使いますよね。

一生懸命考えて作っても、これ食べたくない、これは味がしないから嫌。

ふりかけ~~!!

嬉しそうにふりかけをかけて完食する子どもたちをみていると、

私の味付けって・・・こんなに、頑張って、本も読んで作っているのにっ・・

と、自信を無くしていました。

こちらの記事を読んでいただいている方も、

同じようなご経験があるのではないでしょうか。

そこで、親が出来ることを考えていきたいと思いますが、

よく言いますよね。試験の場合・・傾向と対策💛

子どものことも、理解していく事で、工夫を取り入れやすくなるので、

ご紹介していきます。

偏食のわが子。形が違うと食べる。つまみ食いは好き

我が家の上の子は、アレルギーはないのに野菜を食べてくれないことが、徐々に増えていきました。

親としては、まんべんなく、色んな栄養を摂って、元気に育って欲しいと願い

あの手この手を使って、とにかく口に入って飲み込んでくれたら、

美味しいと言ってくれたら、特別な日‼‼という心構えで、

取り組んできました。

形が違うと食べたんです。幼稚園の給食でも、完食といわれていたので、

その日のメニューと食形態のサンプルが飾られている幼稚園だったので、

日々、帰りには確認するようにしていきました。

発達過程でもあり、親とも感覚が違うというのも、徐々に感じるようになり、

押し付けずに、理由を考えて、話せるようになってきた我が子にインタビューするようにしました。

そこで言っていたのが、『パサパサするから、飲み込みにくいんだもん』

『そのまま食べていい?混ざると美味しくない。』・・・そうなのか!!!

こうあるべき!と、押し付けていたら、食べなかったであろう我が子が、

インタビューするとちゃんと理由を言うではありませんか。

それに沿って、パサパサするという時は、途中でお湯を入れて、溶いてあげたり

作る段階から、茹で具合をちょっと固め、普通、柔らかめ、かなりドロドロになるくらい・・

という感じに、作り、子どもに選ばせてみました。

そうすると、徐々に好みがわかってきて、

これなら、固くても食べるんだ!とか

この味付けは固くても食べたがるなぁなど、特徴が分かってきました。

かなりの労力をつかったので、

今日は無理~という時は、レトルトにお世話になった日もありました。

そこで、朗報なのですが☆

筆者は、看護師として市町村の母子保健に携わっていましたが、

保健センターでも、離乳食教室でレトルトは固さ、味付けの参考として、

利用すると良いと管理栄養士さんもお勧めをしていました。

目から鱗でした!!

レトルトは悪じゃないんです。

レトルトにもいろいろありますが、店頭や他の専門機関のページにて

食品表示をご覧いただき、

お試しいただくと食のヒントが得られるかもしれません。

これじゃないと嫌。食へのこだわり

偏食があり、なかなか克服が難しい場合、専門家さんによりますと

こだわりについてはこのように述べていました。

想像力があまり育っていない可能性があり、

これまでに食べたことがないものは、想像ができず、

口にすることが不安があるのかもしれないといいます。

徳田克己監修。西村 実穂(東京未来大学子ども心理学部)・水野智美(筑波大学医学医療系)

編著。株式会社チャイルド本社発行。

具体的な対応がわかる 気になる子の偏食 より

自分を安心させるために、自分だけのルールを決めるのです。

こだわりの強くみられる場合は、その不安を受け止めた上で、

こだわりやルールを理解し、周りの子どもに影響のある場合など、

許容できないこだわりについては、

少しずつ、調理方法や見た目を変えるとよいとのことでした。

次項ではスモールステップについて、詳しく書いていきます。

スモールステップで進める

看護師として、健康指導の方法を学び、実践してきましたが

こうでなくてはならない、厳しくしすぎると、続かない例をたくさん見てきました。

大人でも習慣を変えることは大変ですよね。

そこで大きな目標に向かっていく為の小さな段階(スモールステップ)

設定して、少しずつ達成していく方法があります。

今日はこれだけにしようか、と少なめからスタートしてみましょう。

意外に食べなれてくると、なんか食べられるようになってきた!ということが増えてきました。

無理強いしないけど、進める。お皿には盛り付けるということを続けてきました。

外で食べたり、環境を変えてみるのもいいです。

反対に環境が変わると食べられないこともあるそうです。

専門家さんもこのようにおっしゃっています。

徳田克己監修。西村 実穂(東京未来大学子ども心理学部)・水野智美(筑波大学医学医療系)

編著。株式会社チャイルド本社発行。

具体的な対応がわかる 気になる子の偏食    より

『偏食への対応5つの原則』

①食べない原因を考える

②スモールステップで取り組む

③強制しない

④変化を少なくする

⑤少しでも出来たら褒める

皆さんも、書籍もご覧になってみてくださいね。

食べない子ども 工夫できること

我が子の場合、五歳くらいまで、カレーライスを一緒のお皿に載せると食べませんでした。

一緒に食べるものだし、みんなもそうしているよ!と話してみましたが

一向に食が進まなかったので『うちの子はそうなのね。』と、割り切って

毎回米飯とカレーの具材はそれぞれのお皿に盛り付け

食べ終わればよしということにしました。

そういう配慮を続けていくうちに、今では同じお皿に載せて

食べられるようになりましたし、混ざっていても、食べられるようになって

その悩みがあったことすら忘れていました。

幼稚園や保育園など、他のお友達に影響のあるこだわりや、一般的でないことについては

その都度、園の先生にもお伝えし、声掛けを続けて頂いたり、他のお友達と同じようにしてみようと

促してもらったり、時にはそのこだわりは、合わせることはできないよ、と伝えるようにしてきました。

全ての悩み、こだわりが一度にすっきりとはいかないので、

日々、向き合っていく親御さんとしては

骨の折れる作業ですし、先が見えず、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、母子手帳をまめにつけてみたり、

会えて、そのつらい状況を実況中継のように、写真を撮り、

育児の様子を記録に残したりして

モチベーションを保っています。

それが、奏功したのか

今では小学校での活動では、馴染めており、

色んなことに、積極的に取り組むこともできるようになりました。

食器をかわいいものにしてみたり、

食事の時間自体が楽しいものとなる工夫もしてみました。

悩んでいる親御さんは、

すでに、色んな工夫をなさっておられることと思います。

日々の育児お疲れ様です

毎度の食事を頑張るのではなく、今日は笑顔で過ごせればいいや、と

目標をその時によって変えていくと良いのかなと、経験から思います。

まとめ

偏食の子どもの場合、考えられる原因やその対策について、

筆者の経験を踏まえ、また専門家さんの話も交えて

書いてきました。

ぜひ皆さんも、ご紹介しました書籍以外にも、専門家さんの本をご覧になってみてください。

色んな対策が具体的に紹介されていましたので、日々の育児のヒントが得られるかもしれません。

今回の記事が、皆さんのお悩みを少し、軽くしたり

こういうのもありなんだ!そう考えられるきっかけになりましたら幸いです。

他にも、子育てに役立つ情報を執筆中です。

ぜひ、ご覧になってみてください。

最後まで、ご覧くださり、ありがとうございます。

二児子育て中のすみれでした☆

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