マルトリートメントって?マルだけどマルじゃない。子どもの脳が・・

子育ての本を読んだり、調べることが大好きなスミレです。

看護師として、市役所の保健センターで働く機会もあり

子育ては毎日色んな出来事があることを、自分の子育てが始まる前に知ることとなりました。

その年齢ごとに、悩みは尽きませんね。

そんな時に、夫婦でまたはお母さんお一人、お父さんお一人、その他の養育者ひとりで抱えこんでしまうとつらいですよね。

自分のことは自分で解決しないと・・・と、

真面目な親御さん程、抱え込んでしまいがちですが、

残念ながら、それは子どもにとってもいい結果を生まない・・という、例をたくさん見てきました。

普通の声掛けでは動いてくれない子ども、親の気持ちをよそに、自分勝手に振る舞う子どもにイライラしてしまうこと・・・我が家の日常です。

そこで今日は最近気になる

キーワード『マルトリートメント』について学んだことを書きます。

子育ては孤育てになるとつらい・・・

大昔から、子育ては複数の大人が共同して行ってきたといわれています。

それが、高度経済成長や核家族化に伴い、小さな子どもと密室で育児をすることとなったお母さんが増えてきました。

ひとりで言葉の通じない未就学児と密室で長時間、何日も過ごしていると

精神的に、健全ではいられなくなる・・・そういう経験を私自身もしてきました。

子どもにきつい言葉をかけてしまったり、まだできなくても問題のない、年齢以上のハイレベルな行動を期待しては、

叶わない時に言わなくてもいいことを子どもに言ってしまい、

言葉を発してから、

子どもの笑顔が減り

『あーーーいうんじゃなかったなぁ💦』ということは数知れずありました。

現在も日々続いています。

 

でも、それは仕方がないこと・・・と言いたいところですが、

子どもの将来への影響や脳の発達に多大な悪影響を及ぼすので、

すぐに適切な方法にしていかなくてはならない・・・とわかりました。

福井大学の友田先生によりますと

マルトリートメントとは・・・

定義・・・虐待とは言い切れないが、大人から子どもに対する避けたい関わり

怒鳴ってしまうと、子どもの脳が危ないってホント!?

そう、マルトリートメントは

子育て中の保護者は

誰もがやってしまいがちなことだと感じました。

子育て本などを読んでいると、

それをしないで育てるのは

現実的じゃないな・・・と思うことはあるかもしれません。

実際子どもを前にしたら、親心ゆえに、将来を案じて、

『今、厳しく言っておかないと!将来大変なことになるんじゃないか・・』という不安な気持ちもありますし、

他の方法がわからないから、漠然と、自分のされたように、すればいいと考え、

昔、自分が幼少期にされて辛かった、成長過程で体験した出来事を

自分も繰り返してしまっていることも多いのではないかと思います。

 

長年、小児科医として子どもの育つ環境の脳への影響を研究されてこられた

友田先生の研究結果から、

『幼少期、特に未就学児のつらい経験は、その後の人生の病気のなりやすさにも

影響がある』ことが分かってきたそうです。

特に脳に影響が出ることが画像の検査ではっきりとわかったのです。

そう聞いてから、

すみれは あまり怒鳴らず

長い目で見て、元気でいてくれたら、今は多めに見て、

目標を下げて見守ってあげて・・・

出来ていることを褒めて、認めて、元気づけることが

大切かなと、思ったスミレでありました。

7人に1人のお母さんはベビー子育てで抑うつ!?

未就学児を育てるお母さんは7人に1人は、抑うつ状態とも言われているそうです。

筆者自身は、それを知って、

こういってはあれですが、とても気が楽になりました。

うちだけ?!わたしだけじゃないんだ…!っていう心持ちは

すごく親を安心させてくれますよね。

子育て中は子どもの成長や発達はすごく気になりますし

『これってうちだけ!?

他の子はもう、できているのになんで?!』と

焦りや、怒りが沸いてきたり

感情が乱れることは多くなりますよね。

それが、自然な姿だと思います。

でも、そこで子どもにとって

一番いい環境がどういう環境か考えて

怒鳴らない方法、包み込む方法で

育てていくことで

『将来の健康な大人を増やす』ことにもつながることが分かりました。

『とも育』。適切な子育ては医療費削減につながる

深いですよね!!

たかが、育児。されど育児。

子育てって、将来の貴重な人材を育てる一大事業なんだなと思いました。

各家庭内の 問題にとどまらず、

医療費削減にも貢献することになるんですって。

育てているお母さん、お父さんは

自分が頑張らないと・・・と、頑張り屋さんの方程、思ってしまいがちだと思います。

でも

子どもの為に休憩することも

自分の為だけではなく、子どもたちの幸せにもなるんだと思いました。

気楽に、力を抜けるところは抜いて、頼れるときは親御さんとお子さんの笑顔の為と思って、

どんどん頼って社会全体で子育てしていきましょう♪(^^)/

もう間に合わない?!やり直しはできるの?!

私がよく悩むことは、

今の子育てがうまくいっていないと感じる時、

今からでも間に合うのかな?という事でした。

福井大学友田先生によりますと、

これまで

マルトリートメント

『避けたい大人から子どもに対する関わり』(怒鳴る、等)をされてきた子どもであっても

これから、

適切な関わりをしていけば

傷を癒し

回復させる方法は

どんどん研究も進められていますし、全国に拠点もあります。

そう話されていました。

なので、悩んでいるお父さん、お母さんも

もうだめ?!手遅れかな!?

と思わずに、まわりを頼って、方法を探して出来ることからしてみてはいかかでしょうか?

 

今後も、筆者は子育てについての学びを進めていき、こちらでシェアしますね。

自分の現状を、研究者の方々は言葉にして下さり、孤独感から救ってくださるように感じます。

ではまとめです。

まとめ

子育てはまわりを頼ろう。

子育てはやり直しがきくよ。

でも、早い方がいい。

専門家に頼ると、自分以外にも問題を抱えていることが分かって楽になれるよ!

そんなことを、書きました。

 

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