二児子育て中のすみれです。
現在子どもは小学校低学年と、幼児で
毎日、まだまだ、大人の考えるスケジュール通りに事が運ぶ日は
・・・ほぼありません(笑)
明日こそ、穏やかに過ごせたら・・と、
これまで、長女を一人だけ育てていた頃から、
日々悩みながら、試行錯誤を重ねながら、
過ごしてきました。
これまで、学んだことや経験を踏まえまして、
今回は、かんしゃくの起こりやすい状況と、対処法について
書いてみます。
こちらの記事を読み終えた時に、何か少しヒントが得られたり
気持ちが楽になればと思います。
子育て 疲れた かんしゃく 何とかしたい
このように、お悩みの方は一歳を過ぎたころから、小学校に入ったお子さんまで、
幅広くいらっしゃることと思います。
筆者の長女、ユリちゃんはかんしゃくが始まったな、と思ったのは
確か一歳二カ月、成長が早く、少し歩くのにも慣れて、
自分のしたいことを、どんどん増やしていきたい
好奇心の芽生える時期でした。
可愛くて仕方なく、いつも、求められなくても、
抱っこしていた0歳の頃から一転、
母親である自分の体力も、十分に回復しておらず、
子どもの体重を支えながら、買い物をしたり
家のことをしていくのがつらくなっていき、
それとは反対に、子どもの発達は嬉しいことではありつつも、
活発になり、突発的な行動が増えますし、
負担感が大きくなっていきました。
今まさにそういう時期、という方もいらっしゃると思います。
日々の子育て、お疲れ様です!!
子どもは自分の手が上手に動かせるようになってきますし、
脚で歩けるようになるので嬉しくて、
自分でしたい、あっちへ行きたい!
ひとたび、公園へ行けば『帰りたくない!ヤダヤダヤダ!』
そんなまっすぐな欲求をぶつけてくるので
毎日の食事や家事、子どものお世話で日に日に疲れて、
育児を楽しめなくなっていた時期がありました。
よく親目線では『イヤイヤ期』といいますが、
子どもにとっては、自分でやりたい!という積極性も育まれる
大切な時期なんですよね。
筆者の場合は、長女が少し落ち着き始めた4歳を過ぎたころに、
それに気づき、子ども目線で考えると
『ワクワクする時期』で大切にしてあげたい、とやっと思えたような気がします。
子育て 疲れた かんしゃくが起こりやすい時
子どもがかんしゃくを起こしやすいタイミングってありますよね。
子育てをしていくにつれ、母親としても年数が経ち(笑)
徐々に対策を出来ることが増えてきました。
全て、防げるわけではありませんが、傾向として、
起こりやすいタイミングと筆者が試した対策など
知っておくと楽になるかもしれませんので、一部、ご紹介します。
・暑い、寒い、汗をかいて 気持ちが悪い・・空調や気候による影響
こんな時の対策は・・
服装をいつかパターンを決めておくことです。
また、出先で着替える服や夕方に冷えた時に着せるカーディガン、
急に暑くなった時に着替えさせるための、半袖や薄着を準備していました。
車で遠出するときには、背中に挟むちょっと堅めのガーゼも
3枚ほど用意して、背中に入れておいて、入れ替えたりしました。
子どもの衣料品店にはよく販売されていますので、ご覧になってみてくださいね。
空腹時
朝食や昼食をしっかり食べていたとしても、
外に子育てのイベントなどに連れ出した際には 家で過ごすよりも
おなかがすくのが早かったりしますので、
帰宅前に空腹から、かんしゃくを起こすことも多くありました。
対策としては・・
おにぎり持参。お米のお煎餅をタッパーやケースに入れて
持っていき、与えていました。
だらだら食べさせるのは、むし歯も心配かと思いますので、
よく水分を摂らせたり、持ち歩けるフッ素のタブレットのお菓子を
与えたりもしていました。
皆さんに合った方法が見つかると良いですね。
見通しが立っていない時
子どもは、時間の感覚が分かるのが〇歳(引用)といわれていますし、
目の前の今見える世界が全てなんですよね。
なので、予定もわからないと不安になりますし、それが不快感となって
かんしゃくを起こすのだそうです。
対策としては、次は〇〇をしようね!とまめに声をかけるようにしていました。
何か 外的な要因があった時
①自由に遊んでいる時に怒られた・・
②うまくやりたいのに出来なくて失敗した時・・
③やり方がわからない時・・
④挑戦したいのに、それが年齢としては危険なことで、させてもらえない時・・
そういう時にもかんしゃくを起こしますね。
対策としては、
①自由に遊んでいる時に、周りとの関係やおもちゃを自由に使えないなどの
状況が発生することがありますよね。
そういう時は、まずはその場を離れる。
他のおもちゃを渡して、気をそらす。という方法を行ってきました。
②上手くやりたいのに出来なくて失敗した時・・は
少し活動のレベルを下げてみる。あるいは、初めから、出来そうな方から
挑戦させて、満足感を与える。
③やり方が分からなくて、かんしゃくを起こす時・・
子どもの隣で見守り、出来るところを子どもにさせて、
本人が一人でできたような 満足感(再登場・・笑)を持てるように
『ここまでできたね!』と声をかける。
親が忙しく、隣に座って出来ない時は、
子どものおもちゃを反対に親の近くに持ってきたり、
椅子を用意する。段ボールで、簡易的に机を作ってあげ、
親の見えるところで、挑戦させ、時々お料理を見せる・・などをしてきました。
④挑戦したいのに、それが年齢としては危険なことで、させてあげられない時・・
予め、おもちゃではなく、
本物の料理道具で安全なもの(おたま、しゃもじ、シリコン素材のものなど)や、
軽い小さめの缶詰を渡し、目新しいものを渡すことで、
気を紛らわせるようにして、対応していました。
玉ねぎの皮剥きも、子どもは喜んでやっていたことを思い出します。
マグネット(口に入らないサイズ)を渡して、冷蔵庫にペタペタを貼って
遊ばせたりもしていました。水道屋さんの広告の入ったマグネットも、
子どものおもちゃにもなり(笑)、とてもありがたかったです。
皆さんも、試してみてください☆
子どものかんしゃく いつまで続くのか うんざり
先の項目にて、かんしゃくの起こりやすい状況とその際の予防や対応について
書きましたが、それでも、かんしゃくは予防しきれるものではありませんよね。
そういう時の考え方をご紹介します。
現在も、考え方を学んでいる最中でもある、筆者すみれですが、
受け止め方ひとつで、本当に楽になるのを実感しています。
その思考法とは・・
子どもは成長過程なので、日々変化は見えないようでも
少しずつ確実に成長しており
ずっと全てそのままということは、ないということです。
例えば、手先は徐々に器用になりますので、自分でしたいと思っていたことは
徐々に出来るようになりますし、出来上がるものをみて、子どもも達成感を覚えるようになります。
そうすると、自分で集中して、取り組む時間は徐々にですが、増えていきます。
我が家の長女のかんしゃくのひどかった時期に、
このまま永遠に、この状態は続くんじゃないか・・
そんな毎日はもう嫌だ!そう感じていた時期が長くありました。
しかし
まわりの人に愚痴を聞いてもらったり、ねぎらってもらったり、
同じような立場の親御さんと、公園や地域の子育て支援センターで
話をすることで、我が子はこれが苦手だけど、こういうところは、
とても得意で、親である自分も、負担は少ないのかもしれない・・と気づきを得ることが多く
ありました。
そういったことを積み重ねているうちに、
着実に、色んなことが出来るようになり、
気持ちのコントロールも徐々に、出来るようになってきました。
かんしゃくについて学ぶ イベント
かんしゃくを起こしたときに一番つらかったのは、
自分がダメな親・・と思ってしまう事でした。
そんな時に、幸い子どもを一緒に連れていける距離に
発達に関して診断を受けていない親であっても
参加できる『ペアレントトレーニング』のコースがありました。
初めに、知った時は残念ながら、開催が終わってしまっていて、
すぐに参加はできませんでしたが、子育て支援センターを初め、
様々な子育て機関の情報をまめに✅チェックするようにしまして、
新たにイベントを開催する際にはぜひ、
お知らせ頂きたい旨を担当の方にお願いしたこともありました。
また知り合ったママさんに困っていることを伝えたところ、
イベントを開催されることが分かった時に、知らせて下さり、
応募することが出来ました。
皆さんの地域にも、そういった支援機関や情報を持っている施設があると思います。
なので、お困りの時は、市町村の保健センターや子育て支援センターなどに
ご相談されることをお勧めします。
筆者すみれは他の記事でも書きましたが、
市役所の保健センターで働いていたことがあり、日々、色んなご相談のお電話を対応、
お取次ぎしていました。
子育てというのはひとりで抱えてしまうと、とてもつらいものだと思います。
電話が苦手な場合は、窓口に直接お話に来られる方もいらっしゃいましたし、
事前に電話をしておくと、別室では話を聞いてもらえ、
必要であれば専門の臨床心理士さんが市役所へ来る日などに、予約をすることもできました。
話すことが苦手であっても話してみると、保健師さんなどが
上手に引き出してくださると思いますし、
気持ちが整理され、楽になるかと思います。
皆さん、子育てはひとりで抱え込まずに
声をあげていきましょう!
かんしゃくが起こるサイクル ペアレントトレーニングから
上記のように、筆者すみれは
かんしゃくへの対処方法を学ぶべく、地域の子育て支援センターで開催された
『ペアレントトレーニング』に参加しました。
その際に学んだことは、
子どもは注目を浴びたいがために、かんしゃくを起こす、というものでした。
かんしゃくを起こすという、マイナスな行動をする方が、
褒めてもらう事より、簡単なので、
その簡単な方法を行う事により、『親の注目』を集めることが出来る。
それが、快感になってしまうのだそうです。
その為、それが繰り返されてしまい
親がへとへとになってしまうんですよね。
心理学部の教授のお話によりますと、
マイナスの行動をしたときは反応をしないことが大切とのことでした。
子どもは、親が過剰に反応してくれることで、それを繰り返してしまうので、
いいことをした時こそ、少し大げさなくらいに、
褒めてあげると、徐々に
かんしゃく以外の時間を増やしていくことが出来ました。
皆さんも、試してみてください。
専門家さんのページなどをご覧いただくと、
ワークをしていく、シートなどもありますので、
ご相談なさってみてください。
かんしゃく 発散方法 代わりの手段を見つけてあげること
かんしゃくを起こす時に、親にとっては泣き声は聞いていてもつらいですよね。
子ども自身にとっても、それはつらいものです。
最近聞いた話によりますと、、声をだすのが大事のようです。
その為、退屈している時は歌を歌うなども良いです。
かんしゃくのすべてをやめさせることはかなり、難しいと思いますので、
そのかんしゃくの行動のなかで、だめな部分、例えば声のボリュームだけ、
修正してあげるなども子ども側も受け入れてくれやすいです。
場所がダメなのか、ボリュームだけだめなのか。
ちょっと観察してみてください。
こういう方法なら、いいよ!みんなも困らないし、受け入れてもらえるよ!
という方法を考えていけると良いようです。
また、かんしゃくを起こす時というのは
子ども自身も切羽詰まっているなにかがあって、余裕がなかったり、
疲れている状態であることが多いため、そのあたりを配慮してあげられると、
対応がスムーズになっていくかもしれません。
まとめ
かんしゃくの起こりやすいタイミングや対処方法、学べる場所、
保護者の考え方などについて書きました。
お読みくださった皆さんが、こちらの記事を読んで
知らなかった!これならできそう!これをやってみようかな!
そんな風に思えていたら嬉しいです。
他の記事も、ぜひ、ご覧になってみてください。
市役所保健センターでも勤務していた、二児子育て中のすみれが執筆しました♪
ありがとうございます☆
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