子どもを夜9時に寝かせなくていい? 

ご覧くださり、ありがとうございます。

二児子育て中のすみれです。

毎晩、子どもを早く寝かせたいのに、寝ない・・

そんなご家庭も多いのではないでしょうか。

筆者すみれは子育て関連の本をよく読むのですが、

『脳科学おばあちゃん 久保田カヨ子』さんの本にも、よく助けられてきました。

今日は筆者が参考になった寝ない時の考え方、対応も含めて、少し、ご紹介していきます。

久保田カヨ子 脳科学おばあちゃんて? 『脳研工房』

今日ご紹介したい久保田カヨ子さんは、著書プロフィールによりますと、こんな方です。

久保田カヨ子。大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で、二児の母。

脳科学理論に裏付けされた独自の久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。

テレビなどで脳科学おばあちゃんとして、有名。

77歳にして株式会社『脳研工房』を立ち上げた。

ズバリとおっしゃるカヨ子ばあちゃんですが、

お母さんへの優しさと温かさが感じられ、

とても、好きな本がたくさんあります。

今回は

『賢い子に育つ!0歳からのらくらく子育て』

カヨ子ばあちゃんの73の言葉-子育てほど面白いもんはない!ー

ダイヤモンド社発行 からほんの一部ご紹介します。

子ども 夜9時に寝かせなくていい?

子どもの脳は夜に育つと聞きますが、脳科学の権威 久保田競さんの妻として、

二児の子育てをしてきた カヨ子おばあちゃんはこのように話されています。

『夜9時に寝かせなくてよろしい。』

仕事で疲れて帰ってきたお父さんだって、無邪気な子どもと少しは遊びたいでしょう。

子どもだってそうです。

(午後9時に帰宅したお父さんと、1時間~2時間おしゃべりしたり、お風呂に入ったりして

午後11時にお母さんを一緒に寝たらよろしい。

自然な寝つきと自然な寝起きが健康の子どもをつくるのです。

このようにおっしゃています。

我が子たちもなかなか寝ません。

でも、無理やり寝かそうとしても、満足感や安心感がないと、

早く布団に入っても、子どもは活気がなくなってしまうことがありました。

反対に、少し遅くなっても、とても幸せ表情で眠る日もあります。

カヨ子ばあちゃんのおっしゃるように、

子どもと向き合う時間、家族の時間を大切にするという

カヨ子ばあちゃんの柔軟な考え方が良いのかなと感じました。

早く寝る子であればそれは良いことだと考えますが、

無理に寝かせることに躍起になるのではなく、こういう考え方も

あるんだな、と思っていただけたら、親子ともに楽になるのかなと思います。

おもちゃを与えすぎるのは 子どもを〇〇にする!

初めて、カヨ子ばあちゃんの本を読んだ時に衝撃を受けた言葉がありました。

『おもちゃを次々と与えるのは、子どもをアホにするだけ。』

わかりやすくかつインパクトのある言葉で

びっくりした方もいらっしゃるかもしれませんが、

初めての育児で、どう物を活用して、

育てていこうか悩んでいた時にハッとさせられ、救われました。

買っても買っても、次々に色んなおもちゃを欲しがる子どもにどう対応していこうか、

悩んでいた時もありましたが、これが、考え方のかなめになっていきました。

子どものおもちゃは、なるべくシンプルで色んな使い方ができるようなものがいいでしょう。

様々な機能がついた電池で動くおもちゃも売っていますが、子どもはすぐに飽きませんか?

(途中省略)

これではおもちゃを使って、子どもが想像力や記憶力を働かせて遊ぶ機会を奪っているようなものです。アホな子になるように育てているのと同じです。

何度も繰り返して遊び、同じものを使った別の遊びを自分で工夫することで、

記憶力を鍛えたり、想像力が養われます。

と述べています。

この言葉を聞いてから、我が家の方針は固まりました。

牛乳パックサランラップの芯、

宅配で届いた梱包の材料、段ボールをとっておき、

与えては、

自分の世界を表現してみるように、声をかけ、見守りました。

折り紙、毛糸、端切れ布は惜しみなく用意して、

よく特売の端切れを見つけて、ストックしています。

今、図工の時間には、自分で考える力がついており、

想像力も豊かに育っているように思います。

他の家を見て、おもちゃを欲しがることはありますが、

親の軸がぶれないようになり子どもも我が家流に納得して

工作を楽しんでいます。

ハサミの使い方もとても上手で器用に育っています。

宅配便が届くと箱は争奪戦(笑)プチプチも、夕食の支度をしている間など、

集中してプチプチしています(^^♪

本人も、経験を積むことでどんどん器用になっていく

自分の力に満足そうで、今後もこの方針でいきたいと思っています。

想像力を育てる育児をしていく、

きっかけを頂いたカヨ子ばあちゃんに感謝です。

習い事 親のできること、できないこと

子どもの習い事はこれがいい!という話や、

小さい時に自分がこれを出来るようになりたかったけれど、できなかった・・

だから子供には、出来るようになってほしい!

そういう考えはありますよね。

筆者自身もそういう考えが強くあった時期がありましたが、

悩んでいた時に、カヨ子ばあちゃんのアドバイスを信じて

取り入れてきてよかったと感じています。

『自分が出来なかった夢を子どもに託すな』

親がよく知っていること、親が出来ることを習わせる方がいいと思います。

習い事を選ぶ時に、

我が家が選ぶ基準は子どもが興味のあること

または自分が家庭でも少し取り入れたり、一緒に上達のコツを調べることが出来そうなこと、

親が経験してきたことに近いことという点を 念頭に置いています。

このように、習い事を選んできた今、

まだ子育て真っ最中ですがやって見せることができるので、

一緒に時間を楽しむこともでき

子どもがお母さんみたいにできるようになりたい💛と言ってくれ

習い事へのモチベーションが下がっても、

やって見せたりできるので、初心を思い出してくれ、

また練習を頑張れることが多いです。

3つや4つ・・色んな習い事をさせたいけれど、

現実は思うようにはいかない

・・・と悩んだ時は、この考え方にも、共感しました。

『習い事をさせてやれないことを、悲観する必要はない。』

自宅で親が教えられることは山ほどあります。

習い事をさせてやれないことを、悲観する必要はまったくないのです。

この言葉により楽になったことが何度もあります。

習い事は沢山させられれば、成長を見る機会は多くありますし、

楽しいですが、時間は有限

歳の離れたきょうだいがいてお世話が忙しかったり、

外で働く親が子供と一緒にいられる限られた時間の中で

同時に取り組めることを探すのは、家庭での方が見つけやすく、

またきょうだい同士で取り組むことが増えると、

お互いの理解が進み、他の場面でも助け合えることが多くなっているように

感じます。

親が出来ることとして、料理を一緒にしたり、片付け、家のインテリアについて考えたり、

お散歩をしていて見つけた鳥や草花、虫を帰ってから家の図鑑や、図書館で調べたり

地域の自然体験を探したり、凧を作るイベントに参加したりして楽しんでいます。

皆さんのお住いの地域にも公共機関やNPO法人の方々が

運営してくださっている子育て世代向けのイベントがあるかと思います。

広報や地域の情報誌をご覧になると、

習い事とはまた違った、体験、経験が出来るものが見つかるかと思います。

ぜひ、探してみてくださいね!

最近では、InstagramやFacebookで、イベントが気軽にチェックできるので、

お気に入りの団体さんをフォローしたり、

メールマガジン登録するのも、良いと思います。

何かヒントになりましたら、幸いです。

この色!と決めない

もう一つカヨ子ばあちゃんのアドバイスから、育児方針に取り入れていることは

つまらない、既成概念が子どもの才能を摘み取る

という言葉です。

これを、一歳の頃に見まして、塗り絵の色は好きにさせています。

描いた絵は、子どもの心の様子反映しているともいわれていますね。

『上手だね!』と評価することも良くないと、

放送大学の幼児教育の科目で習ったので

『綺麗だね!楽しいね!』と声掛けするようにしています。

今のところ、長女ユリちゃんは将来の夢はデザイナーといっています。

これからも、子どもの自由な発想を大切にしていきたいと思います。

好き嫌いをなくす

食事の好き嫌いへの対応について、

別の記事でも書いていますが、

『ご飯だよ』と言っても遊んでいて座らない、

食べる時も平気で残す、片づけもしない・・という悩みがありましたが、

こんな方法を試してみました。

”子どもと一緒に料理”で、好き嫌いをなくす。

子どもにも手伝わせて、料理するところを見せないといけません。

つくったものをただ並べるだけでは、レストランと一緒です。

一つの料理が、テーブルに並ぶまでには、いろんな工程が必要で、

お母さんが手間ひまかけてつくっていることがわかれば、

「食べてあげよう」という気になるものです。

これを読んでから、

子どもに触らせない方が時間はかからない・・と面倒に感じても、

一緒にするようにしました。

すると、徐々にですが、『作るって大変だね。』と理解が出来るようになって、

食わず嫌いだったものが、克服できたり、

片づけを進んでするようになりました。

経験させるって大切だなと感じました。

体験を重視 外で触れさせる

カヨ子ばあちゃんのアドバイスには、

『本物に触れることで、本物を見分ける感性を養う』と良いとの話も、

見かけたので本物の野菜や果物を、カットしていない土もついた状態

買ってきて触らせたり、庭で野菜を一緒に育てたりしました。

我が家の経験からになりますが、

家庭菜園にお勧めの野菜は、トマト、ナス、ピーマン、ヘチマ、バターピーナッツです。

栽培するという経験をしたことで、

採れたての野菜って、キラキラしてるね!太陽の光がいいのかな?』と

新しい発見があったり、

『これ、うちで作ったのと同じだね。』と

スーパーで野菜を見る時の反応も変わっていきました。

博物館に来たかのように、図鑑で見たものを確かめながら

楽しく巡っています。

ちょっとした心がけから、日常が楽しくなるので、お勧めです。

出来る範囲で手間をかけることは、親自身を成長させてくれ、

子どものとの時間をより幸せなものにしてくれると感じます。

時間より質 内容

育休から復帰して、早くに仕事に戻らないといけないのがつらい・・

自分で見て育てないなんて、ひどい親かしら!?

そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、

筆者も、保育園に預け始めた頃は、そんな思いがよぎりました。

しかし、カヨ子ばあちゃんのアドバイス

『0歳から共働きで働くお母さん、お父さんへ』のメッセージでは

自分の手で子どもを昼間見られないことに、罪悪感のある人もいるようですが、

そんな必要はありません。

むしろ、場合によっては何人もの子どもを見てきたプロの方が

巧みな技術力で子どもの良さを引き出せることもあります。

(途中省略)

”生き抜く力”を身につけさせる育児は、時間の長さではなく、内容が大切なのですから。

このように述べられており、とても、納得しました。

外で働くことになった方や、

子どものお世話に時間をかけられない方は、

親としての育児の方針、親だからこそわかる我が子のことを伝えたら、

あとは、保育教育を専門で学び、

経験をしてこられているプロのいる保育園を信じていけば

子どもはすくすく育っていく、と感じました。

筆者自身も、初めは不安や迷いがありましたが、

保育園で見て頂くことで、むしろ

他の子どもを知っている保育士さんたちは、

細かいことを気にしすぎず、生きる力を育てるコツを知っていて、

家でもこうしようというポイント☆を

教わることが多くあります。

色んな悩みも共有して、コミュニケーションをとりながら、

みんなで育てていけると良いと思います。

まとめ

日々の子育てを試行錯誤していく中で、

育児の本からヒントを頂くことが多いので、

今回は、脳科学の権威の先生の妻でもある久保田カヨ子さんの

育児論、そこから筆者が、取り入れていることをご紹介しました。

寝る時間の話、おもちゃの与え方のこと、習い事について、

子どもの色使いについて、食の好き嫌いについて、

保育園の良さについて等、書きました。

お読みくださった皆さんが、記事から何かヒントが得られたり

元気が出たと思っていただけたら、嬉しいです。

他にも、子育て関連の記事を執筆しております。

ぜひご覧になってみてください。

最後までお読み下さり、ありがとうございます。

 

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